恨み・ます

前を向いていきたいけれど、たまに荷物の重さに立ち止まってしまいます。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ノックは無用じゃない

母は決して私の部屋のドアをノックしない人だった。何度ノックしてからドアを開けてくれとお願いしてもハイハイと言われるだけ。引き出しの中に閉まってるものや本棚に隠してるものも全部平気で勝手に見る人だった。父はノックは一応するが私の返事を待たず…

自分の女

幼い頃は父が大好きだった。甘やかしてくれたし優しくて大きくて守られてる気がした。でも気がついた時には大嫌いだった。嫌いというか、生理的に無理という感じか。同じ浴室を使うのも嫌だし、洗濯物を一緒に洗うのも嫌だった。父が私の顔を見てるとわかる…

私は昔、誰かに

体調を気遣って欲しかったどういう気分で過ごしているか気にして欲しかったプライバシーが欲しかった暴力を受けたくなかった暴力を見たくなかった見た目をからかわれたくなかった友達を悪く言われたくなかった自由に出かけたかったピアノのレッスンを受けた…

決別に至った理由

事の発端は2年前の暮れ頃、父親の携帯を見た母親が父親がどこかの女の人に1日100件発信してるのを知ったとかで両親が揉めていた時。私の携帯の留守電に、父親から携帯の発着信履歴を取ってほしいと依頼してくる話が入っていて、(当時彼らの携帯の名義は私だ…

熱闘味噌汁

学生の頃、朝食の味噌汁が毎朝ついさっきまで鍋でゴッブゴブに沸騰してたような激熱のものだった。早く朝食を終えて家を出なきゃいけないけど、味噌汁が熱くて飲めない。「味噌汁熱くて飲めないから残していくよ」そう言うと母は「ふざけるな!全部飲んでい…